天草サイクルマラソン パート2
5号です。天草サイクルマラソンの続きです。
前回、「間に合うのか?」という締めでしたが、何に「間に合う」必要があったか、というと、15:55発のフェリーに間に合う必要があった、ということでした。
フェリーが出る中田港は、会場から車で10分程度の距離なので、お金払ったりする時間も考えたら、15:40までには会場を後にする必要がある。
そのためには、駐車場まで向かい、後片付けの時間も計算したら、15:30頃までにはゴールしたい。
で、10:00頃スタートして、約半分過ぎ、残り50km弱残した時点で13:00。3時間かかって走った距離を、残りは2時間半で走らなければ間に合わない。
そういう事で、説明長くなりましたが、この先全く余裕が無くなったので、写真はほとんど撮ってません。
とにかくひたすらペダルをこぎ続ける。
へろへろになりながら、2回目の休憩ポイント到着。
ここでもバナナやお菓子などをもらえるので、疲れ切った体を引きずりつつ、むさぼり食う。
ここから残りは約30km。時間は16:00。やっぱり余裕はない。
幸いにして、ここから若干の追い風。そして平地が多い。
最後の力を振り絞り、ただひたすらこぎ続ける。
しかし、本渡海水浴場の手前で最後の難関。ここへ来ての長めの上り坂。
以前もここで太ももがつり、自転車を降りて押して歩いた事があったが、今回もつった。やっぱり押して坂を上る。
時間無いのに
その後はなんとか必死にこぎ続け、雨も降り出す中、無事ゴールイン。時刻はちょうど15:30。
へとへとで、体を休めたいが、早く帰らねば
しかし、ぜんざいの振る舞いがあるという。雨で濡れて冷えた疲れ切った体では無視できずはずもなく、ありがたくいただく。
急いで食べて、再び自転車にまたがり、駐車場に向かって走り出す。2〜3分で到着するが、そこから自転車を車に放り込み、簡単に着替えて、慌てて駐車場を後にする。
中田港に到着したのが15:50。かろうじて間に合う。
船は旧東町の諸浦港に到着する。
ここからは、一人で黙々と車を運転し、出水で温泉に入って多少体を癒し、何とか無事に帰宅する。
この大会は、毎回一人で行って一人で参加してくるので、この大変さや楽しさを分かち合う相手もおらず、若干の寂しさと空しさを感じながら参加している。
気楽な面もあるが、一緒に参加してくれる仲間か、参加はしなくてもいいから、一緒についてきてくれる彼女でもいたらなー…、などといつも思ってしまう。
でもたぶん、次回もまた一人なんだろうな…
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